秋華賞

やはり有力2頭で決着したが、勝ったのは2人気の武豊騎乗エアメサイアのほう。
レースはトライアルの映像を見ているかのように、早めに抜けだした1人気福永祐一騎乗ラインクラフトを一旦は絶望的な位置かと思われたところから一気の差しきり。
ラインクラフトのほうが実績実力共に1枚抜けた存在ではあったが、騎手の腕という面で武豊のほうが2枚も3枚も上だった印象。福永祐一もエアを意識して早めに抜け出し押し切る勝ちパターンに持ち込んだ。しかし武豊は完全に相手を1頭に絞り、これを負かせば勝てると腹を決め、最後の一完歩で差しきる完璧な騎乗。ここにNo.1騎手の真髄を見た。
競馬は馬が走ってナンボのところがあるが、こういう騎手同士の駆け引きや好プレーがあることでさらに面白くなる。
今年の秋華賞はそういった面からしても今年のGIレースの中でも上位に位置する好レースだった。


そしてそして、来週はいよいよ菊花賞
無敗の2冠馬ディープインパクトが21年ぶり史上2頭目の無敗の3冠馬に挑む。
ドキドキしますねぇ、本当に。